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【NE】2008年12月15日号「米国モバイル市場」

定期購読している日経エレクトロニクスの最新号が届きました。
その中でアメリカのケータイ事情に関する興味深いレポートが掲載されていたので紹介したいと思います。

  日経エレ2008年12月15日号表紙
 [日経エレクトロニクス]
 2008年12月15日号 

紹介する記事のタイトルは、

World Report from 米国
盛り上がるモバイル通信市場
スマートフォン契機に急拡大


本記事の概要のざっと言いますと、

無線データ通信サービスについて、これまでは「米国は日本に比べて数年遅れている」という見方が大多数だったが、これからは「米国が世界の先頭に踊り出る」という。アメリカではすでに無線データ通信量の増加によるネットワークへの負荷が問題視されており、次世代無線通信システム(3.9G)の導入やホワイトスペースの活用に積極的である。

といった感じです。

それではもう少し詳しく内容をご紹介します。


・米国の無線データ通信市場拡大の牽引役となっているのはスマートフォンSMS利用の拡大である。

 SMSのメッセージ件数はここ1年間で2.6倍になった。さらに最近では、スマートフォンの導入拡大に伴って、SMSからWebサイト閲覧に移行している。特に「iPhone3G」はアプリケーションを自由にダウンロードして利用できることから、よりインターネット・コンテンツを楽しみやすい機器となっている。


QWERTYキーボード搭載端末が無線データ通信に適する

 この動きをさらに加速させそうな端末がgoogleのソフトウェア・プラットフォーム「Android」を採用した「T-Mobile G1」である。もう1つがカナダRIM社の「BlackBerry Storm」である。これらの端末の共通点はQWERTYキーボードを採用していることである。QWERTYキーボードはSMSのやりとりが容易にできるため若者に人気である。また、QWERTYキーボード搭載端末を利用するユーザはデータ通信プランを契約する場合が多くなっている。


・3.9Gに大きな期待

米国におていも3Gサービスが普及してきた。しかし、定額制のデータ通信サービスもずいぶん普及し、ネットワークの負荷も増大してしまった。この問題の解決を期待されているのが3.9Gである。3.9GではネットワークのバックボーンにIP網を多用することで、ネットワーク構築コストを低減できる。米移動通信事業者のAT&T社やVerizon社は、2009年2月に停波する地上アナログテレビ放送の周波数帯である700MHz帯を使って3.9GであるLTEサービスを導入する予定である。700MHz帯は3Gで使われている2G帯に比べて電波が飛びやすいことからインフラ設備の投資コストが抑制できる。


ホワイトスペースが利用可能に

さらに、ネットワークの負荷を軽減する為に「ホワイトスペース」の活用ルールが決定された。「ホワイトスペース」活用のコンセプトとは、何らかのサービスに免許が交付されている周波数帯において、電波を使っているか確認した後、電波の利用がないと判断できれば、別のサービスがその周波数帯を使用することを許可するというものである。


コグニティブ無線技術を導入

電波干渉を理由にホワイトスペースの活用には反対意見もあったが、技術の改善により干渉が軽減できるとしてホワイトスペースの活用をすすめている。ホワイトスペースにおける干渉低減技術は大きく2つある。1つは「どのような無線サービスが電波を占有しているか調べる技術」、もう1つは「免許保有の無線サービスがどのような位置でサービスを行っているかの位置情報を取得する技術」である。

・前者はコグニティブ無線技術を応用したものとなる。

 コグニティブ無線技術とは、端末や基地局などの無線機に周辺の電波環境を認識・認知(cognitive)する機能を持たせることで、電波環境に応じて無線通信に利用する周波数や方式などを無線機が自ら選択し,周波数の利用効率を高める技術である。

・後者は基地局の位置情報のデータベースなどを活用するものである。

・すでにホワイトスペースでの利用に向けた無線通信の規格作りを進める声が上がっており、2011年半ばにも規格が決まる可能性もある。


◆感想

 今年の10月にアメリカへ旅行に行ったのですが、そのときのケータイに対する印象は、確かに「スマートフォンが浸透しているな」というものでした。街で見かけるメールを打っている人たちは、そのほとんどがQWERTYキーボードのケータイを使っていました。日本ではなかなか見られない光景です。

 日本でQWERTYキーボードがあまり浸透しないのは、日本人は従来のケータイキーパッドをあまりにも使いこなしているためではないでしょうか?日本人、あんなキーパットなのにメール打つのめちゃ速いもの^^;

 そして、本記事を読んだ一番の収穫は、「ホワイトスペース」に対する考え方です。これまで私は、「ホワイトスペース」とは免許として割り当てられておりながら、一切使われていない周波数帯であると思っていました。こういう認識だと、「ホワイトスペース」を他の無線システムに開放すべきだという考えに至ってしまいます。

 しかし、「ホワイトスペース」とはある周波数帯において電波が使われていない時間帯である、と考えると問題解決の視野が広がりますね。使われていない時間帯だけ、他の無線システムが使用できるようにする、しかも無免許で。いやぁー、すばらしいですね^^

それでは、今回はこのあたりで。

↓日経エレクトロニクス最新号の他の記事の内容はこちらに載っております。定期購読もできます


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