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BRICsに関する講演を聴いてきました

サブプライム問題後のBRICs諸国について講演を聴いてきました。

講演のタイトルは「新興国市場の可能性とリスク」というものでした。
講師はBRICs研究所 代表の 門倉貴史 氏です。
門倉氏はポストBRICsである「VISTA」という造語を作った権威です。

講演の構成は次のようなものでした。

  1.BRICs各国へのサブプライム問題の影響
  2.サブプライム問題後のBRICs
  3.BRICs台頭の日本経済への影響


本講演の趣旨を一言で表すと、

「BRICs各国へのサブプライム問題の影響は、実体経済の面では軽微である。
(しかし、BRICs諸国の株・不動産は下がり、金融マーケットへの影響は大きい
サブプライム問題後も日本はBRICsへどんどん進出していくべき」

ということでした。


1.BRICs諸国へのサブプライム問題の影響

実体経済の面では影響は軽微
理由は次の3つ。
①BRICs諸国の米国向け輸出依存度は年々低下しているため、
 米国経済の減速に伴う輸出への影響は軽微である。
②BRICs諸国はサブプライム担保証券への投資が少ない。
③経済成長の牽引役が輸出から内需へシフトしている。

特に、③の内需が重要。

金融マーケットへの影響は大
理由は次の通り。
BRICs諸国への株式市場に流入していた欧米からの投資マネーが
引き上げられる為ため。(デレバレッジ


2.サブプライム問題後のBRICs諸国

ブラジル
[サブプライム問題前]
インフレが起こりやすい経済構造
→金利が引き上げられる
→成長率が伸びない
 
という状況が続いていたが、
財政再建でブラジル通貨のレアルも上昇し、
インフレが抑えられていた。

[サブプライム問題後]
欧米マネーの引き上げにより、
レアルも売られるようなり再びインフレの懸念が。
→しかし、今後も内需が増えていくなら高成長を維持できる。

ロシア
[サブプライム問題前]

資源大国のロシアは資源価格の高騰が高成長を後押しした。
→富裕層・ニューリッチの台頭でBRICsでも最大の消費国へ。

[サブプライム問題後]
ロシアの金融機関の資金調達先は、国内より金利の安い欧州からだった。
→サブプライム問題により、欧州の金利が上がってしまった。
→巨額の外貨準備金を使って政策を打っている。

インド
[サブプライム問題前]

IT産業の発展により2000年以降に急成長
→しかし、原油は輸入頼りなため原油高騰によりインフレに
→金利が上昇し、成長率が低下していた。(サブプライム問題が原因ではない)

[サブプライム問題後]
輸入頼りの原油が下落したため、インフレも抑えられてきた。
→今後も高成長率が期待できる。

中国
[サブプライム問題前]

景気加熱への対策として金融引締め政策を取っていた。
→成長率は低下していた。(サブプライム問題が原因ではない)

[サブプライム問題後]
一転して金融緩和へ。
→11月下旬には4兆元の公共投資を決める。(4兆元:GDPの16%に当たる。)
→インフラがまだ整っていないので、効果は大と考えられる。

 
3.BRICs台頭の日本経済への影響

プラス面
①BRICs向け輸出の増加
②BRICsへの企業進出

マイナス面
国際的な商品価格の高騰
現在は商品価格が下がっているが、
中長期で見ればやはり上がっていく(インフレ)

日本がとるべきBRICs戦略
・中級階級のなかでもアッパーミドル層を狙う
・高価格・高品質
・広告宣伝費を投入してブランド認知度を高める
・BRICs各国の消費者ニーズを徹底的に市場調査する


感想

印象としては、
今回のサブプライム問題は先進国の衰退に拍車をかけただけで、
有力新興国の成長に急ブレーキをかけるものではないと感じました。
そして、今後の世界の経済勢力は、
確実にBRICs各国へ移行していくということことです。


最近のニュースを見ていると、
「新興国の経済成長に期待」とか「新興国は危ない」だとか、
相反する報道をよく耳にしますが、
今回の講演を聴いてわかったことは、
前者の新興国は例えば欧州系の新興国のことを言っており、
後者の新興国とはBRICsなどの有力新興国のことを言っている、ということです。
今まで、どいうことなのか混乱していた部分があったため、
ニュースを見る上ではどういう視点から話をしているのか、
よく考えなければならない
と痛感しました。

似たような話では、
これからは「デフレ」になるだの「インフレ」になるだのよく聞きます。
これは短期的にはデフレだし、長期的にはインフレということだったんですね。

ということで、長期的に見れば、
日本はこれから有力新興国へ積極的に進出していかなければなりません。
わたくし個人としては、
きたるべき時に備えて語学の学習に力を入れていきます。

BRICsの中でも個人的に興味があるのはロシアですね。
もともとはソ連という超大国で教育水準は高そうだし、
親日です。カニやお寿司もおいしいよ☆

ということで今後は、
ロシア情勢なんかについても勉強していこうと思っております。

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